学童は、来る日も帰る時間も子どもごとにバラバラです。しかも当日まで変わります。 「明日だれが来るか」という一番大事な情報が、実はどこにも一覧になっていませんでした。
作ったのは画面のないアプリです。「◯月◯日」と聞かれたら、その日に来る子の一覧を計算して返すだけ。 現場の人は誰もこれを直接は見ません。でも、現場が使う4つのアプリが全部これを見ています。
現場の人が触るのは左だけ。右の4つは、この計算結果を読むだけで、自分では判断しない。
同じ子について、複数の情報が同時に届きます。「いつもは月曜に来る」「でも今日は休むと連絡があった」。 そこで1人につき1行だけになるよう、優先順位を決めてあります。
この順番を決めていないと、同じ子が2行出たり、休むはずの子が名簿に残ったりする。
1つにまとめるのは正しい。でも1つにまとめた瞬間、そこが弱点になります。実際に3回踏みました。
ある朝、教室モニターから休暇利用の子が全員消えました。エラーは出ません。ただ、その日の名簿が空に近い状態で表示されていました。
直し方は、同じものをもう一度置き直すだけ。それで直りました。原因は分かっても、いつまた起きるかは分かりません。
・原因が特定できないなら、気づける仕組みのほうを作る
・平日の朝と昼に、本番の答えと手元で計算した答えを突き合わせて、食い違ったらMacに通知が出るようにした
・「人数が0人」「返事がない」「古いデータで代用している」も同じように知らせる
保護者からの連絡フォームを新しいものに差し替えた翌日、欠席の連絡2件が、どのアプリにも出ませんでした。
・入口を変えるときは、読む側を先に直す(両方読めるようにしてから、古い方を止める)
・いまどちらを読んで計算したのかを、答えの中に必ず書いて返す。読めていなければすぐ分かる
教室のモニターの「きょうのおやすみ」に、#N/A と表示されました。
・表計算のエラー値は名前として使わない。使えないときは、送信された文字をそのまま出す
・ただしこれは「誰の連絡か分かるようにする」保険であって、名前が正しくなるわけではない。そこは人が確認する